善光寺参拝の見どころと参拝後におすすめ!善光寺周辺観光モデルコース

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長野県長野市にある「善光寺」。数えで七年に一度盛大な儀式を行う「善光寺前立本尊御開帳(ぜんこうじまえだちほんぞんごかいちょう)」でも有名なこのお寺は、毎年多くの参拝者でにぎわっています。
今回はそんな「善光寺」の見どころと、参拝後に立ち寄ってほしい周辺スポットを含めたおすすめの観光モデルコースをご紹介。


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※記事内の料金はいずれも2023年5月時点の価格です。


善光寺へのアクセス

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善光寺までのアクセスは、車の場合、上信越自動車道を利用して長野IC・須坂長野東ICから約40分。電車の場合は、東京から北陸新幹線を使ってJR長野駅まで約1時間30分、名古屋からも中央線特急を利用すればJR長野駅まで約3時間で到着します。

JR長野駅から善光寺までは、善光寺口バスロータリー「1番のりば(善光寺方面行き)」発の路線バスをご利用ください。(長野駅→善光寺大門、所要時間約15分、運賃190円)善光寺大門のバス停から善光寺本堂までは、徒歩5分程度です。



全国から参拝者が訪れる「善光寺」

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「一光三尊阿弥陀如来(いっこうさんぞんあみだにょらい)」(善光寺如来)を御本尊とする「善光寺」。創建から約1400年、特定の宗派には属さない無宗派の寺として、全国から訪れる人々を受け入れてきました。特に江戸時代には「一生に一度は善光寺参り」と言われるほど、多くの人が参拝に訪れたとされています。


善光寺参りの玄関口「仁王門(におうもん)」

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入口にある大きな門は「仁王門(におうもん)」です。正面には阿形(あぎょう)像と吽形(うんぎょう)像、背面には三宝荒神(さんぽうこうじん)と三面大黒天(さんめんだいこくてん)が安置されています。いずれも近代彫刻家として著名な高村光雲・米原雲海によって作られました。

これらの像は100年後も変わらない姿でいられるよう、あえて着色されておらず、建立当初は白色だったとか。経年によって現在の黒ずんだ姿になったようです。門をくぐる際には、時の流れを感じる4体の像にも注目しましょう。


登楼参拝もできる「山門」

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仁王門をくぐり「仲見世通り」とよばれる通りを過ぎて、現れるのは「山門(さんもん)」です。本堂の正面に建つこの大きな門は、江戸時代中期の1750年(寛延3年)に建立され、国の重要文化財に指定されています。
門の上層部は閲覧可能なので、上に登って本堂や仲見世通り、仁王門など、眼下に広がる景色を堪能しましょう。


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また、正面に掲げられている額(通称:鳩字の額)には「善光寺」の3文字の中に5羽の鳩が隠れています。ぜひじっくり見て5羽探してみてください。


江戸時代中期を代表する仏教建築「本堂」

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山門をくぐった先にある「本堂」は、創建以来何度か大きな火事に遭いましたが、現在の建造物は1707年(宝永4年)に再建されました。人間の煩悩の数とされる108本の柱で造られています。江戸時代中期を代表する仏教建築として、1953年(昭和28年)には国宝に指定されました。

本堂の内部は、外陣(げじん)、内陣(ないじん)、内々陣(ないないじん)の3つに分かれており、御本尊の「一光三尊阿弥陀如来(いっこうさんぞんあみだにょらい)」は、内々陣のもっとも奥にある「瑠璃壇(るりだん)」に祀られています。
絶対秘仏とされているため、残念ながら姿を見ることはできませんが、「お戒壇(かいだん)めぐり」をすることで、ご本尊と直接ご縁が結ばれるといわれています。


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「お戒壇めぐり」とは、御本尊の真下を通る暗い通路を進み、暗闇の中で「極楽の錠前(じょうまえ)」という鍵を探ること。この錠前がご本尊とつながっているため、それに触れることでご縁が結ばれるそうです。


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