【髪の毛をサラサラなストレートに!】くせ毛や髪の広がりをストレートにするおすすめの方法をプロの美容師に取材しました!
くせ毛だったり、髪の毛が広がってしまうと髪型も思い通りになりませんよね。 毎朝悲しい気持ちになっている方もいるのではないでしょうか。
今回は銀座にある美容室『BRIGHT』の代表TAKANOさんに、髪の毛をサラサラのストレートにする方法や種類などを聞いてきました。
サラサラのストレートヘアを叶えるためには、まずは自分の髪の毛の悩みに合った対処法を知ること、そして自分の髪の毛に合った施術と自宅でのケアを続けることが大事です。
-髪の毛をサラサラのストレートヘアにしたいと思っている方は、髪の毛にどんな悩みを抱えている方が多いですか?
TAKANO「主に多いのが、くせ毛や髪の毛が多いといった悩みを抱えている方や、髪の毛が広がってしまうという方が多いですね」
-それぞれの悩みで対処方法は変わってくるのでしょうか。
TAKANO「同じところもありますが、悩みの原因が違ってくるとその対処方法も変わってきますよ」
-くせ毛から対処方法を教えてください。
TAKANO「生まれながらのくせ毛の方を、サラサラのストレートにする場合は縮毛矯正をおすすめしています。チリチリになってしまった髪の毛を、おさまりやすくする目的があります」
-縮毛矯正をすることで、髪の毛にツヤ感も出すことができると聞いたことがあります。
TAKANO「くせ毛は髪の毛が波状になって細くなっている状態です。この状態では、髪の毛の傷みやゴワゴワが目立ってしまうんです。縮毛矯正をして、それらを改善することで、髪の毛にツヤ感を出すことも可能ですよ」
-髪の毛が多い場合はどう対処したらよいでしょうか?
TAKANO「毛量が多くみえる場合は色々な可能性があります。くせ毛が原因で毛量が多く見えてしまっている場合は、先ほどの対処方法で大丈夫だと思います。それ以外に髪の毛が傷んでいる場合や、ヘアスタイルのせいで髪の毛が多く見えてしまう場合もあります」
-ヘアスタイルでも髪の毛が多く見えてしまうことがあるんですね。
TAKANO「はい。そういう場合は美容師に『ボリュームダウンしてもらいたい』っていうだけで、髪の毛の毛量調節をしてくれると思いますよ。それにピッタリの髪型にしてくれるはずです」
-傷んでしまっている場合はどうですか?
TAKANO「トリートメントなどを使用して、髪の毛をケアしてあげることが考えられます。毛量調節にしても、トリートメントによるケアにしてもずっと効果が続くものではないので、継続的にケアを行う必要があります」
-髪の毛が広がってしまう原因と対処方法はどんなものがありますか?
TAKANO「髪の毛が膨張してしまう原因は、波状と呼ばれている髪の毛のクセが原因だと思います。それに加えて、髪の毛内部の水分量が減っていて乾燥している状態なので、膨張してしまっているという特徴があります」
-クセの他にも髪の毛の乾燥もあるんですね。
TAKANO「多くの人がこの二つの悩みを持っていますね。こういう悩みを抱えている方は、通常のパーマと相性が良くないため、パーマをかけるとより広がってしまうので注意が必要です。ですが、絶対にパーマができないということではありません。髪の毛のダメージにもよりますが、縮毛矯正とパーマを組み合わせる方法などもあります。理想の髪型にするためにも、髪の毛のケアはとても大切です」
-髪の毛をサラサラのストレートにする場合、縮毛矯正が効果的だと言っていましたが、実際にはどういうメニューなんですか?
TAKANO「縮毛矯正は生まれ持った強いくせ毛でも、サラサラのストレートヘアにすることができるメニューです。通常のパーマやカラーと同様に薬剤を使用するのですが、他に熱処理を加えて髪の毛をストレートに矯正します」
-縮毛矯正はクセも直すことができるんですね! 他にストレートパーマという同じような目的のメニューがあると思いますが、この2つの違いは何ですか?
TAKANO「縮毛矯正とストレートパーマは、髪の毛をストレートにするという目的は一緒なんですが、効果が全然違うんです。縮毛矯正は強いクセ毛も対応できますが、ストレートパーマにはそこまでの力はありません。ストレートパーマは、ゆるいクセや美容院でかけたパーマをストレートにするくらいだと思ってもらえたら良いと思います。実際にどっちの方が自分の髪の毛に合っているか、美容師に相談してみてください」
-縮毛矯正をかける場合に注意点はありますか?
TAKANO「やはり髪の毛のダメージですね。縮毛矯正は髪の毛に熱を直接加える施術なので、与えるダメージが結構大きいんです。すでに髪の毛にダメージを受けてしまっている方は、縮毛矯正をお断りする美容院もあるくらいです」
-ダメージがある状態で縮毛矯正をすると、どうなってしまうんですか?
TAKANO「最悪の場合ですが、熱によるダメージで髪の毛がよりチリチリになってしまうことがあります。そうならないために、縮毛矯正をお断りをする美容院があります」
-縮毛矯正は熱でダメージを与えてしまうとのことですが、ダメージを避けることはできないんですか?