旅先でも使える!髪の毛の傷みにくい乾かし方【5人の美容師が解説】
帰省や旅行先では、どうしても髪の毛がパサパサになりがち。年齢よりも老けて見られるし、写真写りが最悪…なんてこと、よくありますよね。
旅先ではセルフケアが甘くなってしまうこともあり、いつもよりも髪の毛が傷みやすい状況にあります。でも家族の荷物がいっぱいで自分のヘアケア用品まで持ち歩くのは無理......というママへ、旅先でもできることがあるんです!
この記事では、限られたヘアケアアイテムしかない旅先でも使える【髪の毛を速くキレイに乾かす方法】をご紹介します。
髪の毛を乾かすのは毎日のコト。でも、その行為が髪の毛の傷みの原因になっている可能性があります。
髪の毛の傷みにはいろいろな原因がありますが、そのひとつがドライヤーの熱によるダメージ。普通に乾かしているだけなら問題ありませんが、熱を与えすぎてしまうと、髪の毛の中にある水分や油分が失われ、髪の毛が硬くなり、ゴワゴワの手触りになったり、まとまりのない髪の毛になってしまうんです。
とくに旅の宿のドライヤーは、風が熱すぎるものや風量が弱いものがあったり、使い勝手がイマイチだったりと......、自宅で乾かすよりも難易度が高くなります。美髪を目指すなら、まずは正しい髪の乾かし方をマスターしましょう!
<髪の毛を速くキレイに乾かす方法>
1.乾かす前にしっかり優しくタオルドライする
2.ドライヤーの前にブラッシングする
3.ドライヤーの前にトリートメントをつける
4.ドライヤーは根元から優しくしっかりと風を当てる
髪の毛を乾かすという毎日の行為で、傷みを軽減するポイントと豆知識を5人の美容師に教えてもらいました。
1.根元からのタオルドライで時短に
タオルドライをしっかりとすることで、ドライヤーの時間を短縮することができます。タオルドライでは、シャンプーと同様に指の腹を使い、根元にタオルを当てて乾かすようにするのがポイント。頭皮から毛先の順番で行います。ドライヤーは毛先からではなく、根元からしっかりと乾かします。(【HAIR DERA'S 銀座中央通り店】スタイリスト・KAMIYAMAさん)
参考記事: 髪の毛がベタベタする…! ベタつく原因やサラサラヘアにするヘアケアの方法を美容師さんに取材しました!
2.傷んでいる髪の毛は、乾かす前にブラッシングが必須!
ドライヤーで乾かす前にブラッシングすることで、キューティクルのもつれを取り、乾きムラを防ぐことができます。
とくに細かい髪の毛や傷んでいる髪の毛は健康的な髪の毛より乾きやすいため、先にブラッシングをして全体のキューティクルを整え、熱により受けるダメージをおさえることが大切です。
(【CALON】カラースペシャリスト・菊池 真里亜さん)
参考記事: 【髪の毛って何で傷むの?】髪の毛が傷む原因や対処方法を現役美容師に聞いてきました
3.コームはトリートメントを行き渡らせる役割
しっかりとタオルドライした後、アウトバストリートメントをつけてからコームでとかし、髪の毛全体にトリートメントを行き渡らせます。コームを使うときはいつも分けている箇所でとかしてしまうと分け目がしっかりと出てしまうので、オールバックにするイメージで。
その後はドライヤーで乾かしましょう。根元や首元、こめかみなど乾かしにくい箇所もしっかりと。カラーの持ちを良くするためには、日頃のホームケアが大切ですよ。(【Lily.】スタイリスト・濱﨑紅葉さん)
参考記事: ダブルカラーって何? 最新のトレンドカラーを知りたいなら要チェックです!