はじめての「豊洲市場」の歩き方。おすすめの海鮮グルメ・周辺観光スポットをご紹介
日本のみならず、世界中からさまざまな食材が運ばれる「豊洲市場(とよすしじょう)」。1935(昭和10)年から公設卸売市場として機能していた「築地市場」の代替として、2018(平成30)年に開場しました。
新鮮な魚介類や青果を求めるプロの料理人やバイヤーはもちろん、一般の人が来場できるエリアもあります。
東京の主要な観光地のひとつにもなっているため「一度は行ってみたい」と思っている人も多いのではないでしょうか。今回は、はじめて市場に行く方に向けた、豊洲市場のおすすめスポットをご紹介します。
豊洲市場へのアクセス
豊洲市場へ行くには、新交通ゆりかもめの利用がおすすめです。豊洲市場の最寄りである市場前駅は、ゆりかもめ新橋駅から直通約27分で到着。また、新橋駅前からは豊洲市場行きのバスも出ています。
豊洲市場内で一般来場者が入れるエリアは、6街区「水産仲卸売場棟」、7街区「施設管理・水産卸売場棟」、5街区「青果棟」です。市場前駅からは、屋根のある歩行者デッキでそれぞれつながっているので、日差しの強い日や雨の日でも快適に移動できます。
6街区「水産仲卸売場棟」の見学コースと飲食店を巡ろう!
豊洲市場の人気スポット、飲食街に行ってみましょう。改札を出て、歩行者デッキを右に進むと、6街区の「水産仲卸売場棟」に着きます。
ここは、寿司や海鮮丼、⿂料理やとんかつなど、22店舗の飲食店が軒を連ねるエリア。市場内で働く人や買い出し人のための食堂ですが、一般の人も食事ができます。土曜日や観光シーズンは混雑しているので、ゆっくり見て回りたい場合は、平日の午前中に行くのが良いでしょう。
※市場の休市日(主に水曜、日曜、祝日)は飲食街もお休みです。
海鮮丼 大江戸 豊洲市場内店
「海鮮丼 大江戸 豊洲市場内店」は、1909(明治42)年に創業し、築地市場の時代からさまざまなメニューを提供してきた海鮮丼専門店。行列が絶えない人気のお店です。
毎朝市場から仕入れる新鮮素材をぜいたくに使った丼は、味はもちろんのこと、見た目も華やかでボリュームたっぷり。「頂 生えびのぼりいただき丼」(2,900円)は、特に人気が高いメニューのひとつです。
そそりたつ2匹のえびは大迫力!そのインパクトの大きさに、運ばれてきた途端思わず歓声をあげる人も多いそう。
丼にはお味噌汁とオリジナルの魚介だしが付いてきます。魚介のうまみがたっぷり入った熱々のだしをかけることで、さらに深みのある味わいに。ボリューミーで大満足の逸品です。
同フロアには、姉妹店「魚がし料理 粋のや(いきのや)」もあり、そこでは金目鯛の煮付けや銀だらの西京焼きなどの魚料理を味わえます。
海鮮丼 大江戸 豊洲市場内店
東京都江東区豊洲6-5-1 水産仲卸売場棟(6街区) 3階 飲食店街内
7:00~14:30
カウンター11席