100万円を貯めるにはまず何をするべきか。着目点や節約術、初めての投資法などを解説

この記事のライター:マネ活編集部

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貯金を始めるには目的を持つことが大事です。まず、貯金をする大前提として貯金額の平均や、老後までに用意しておくべき金額を把握しておきましょう。もちろん、貯金は老後のためのみに行うのではなく、結婚や住宅の購入など、人生にはさまざまなお金が必要になるイベントが発生します。目標金額をひとまず100万円で設定し、コツコツと無理のない範囲で日々貯金を行っていくことが重要です。100万円貯金の方法、生活の中で工夫によって節約できる部分や100万円を貯めた後についても解説していきます。


貯金額の平均|みんなどのくらい貯金している?

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金融広報中央委員会による「令和2年(2020年)家計の金融行動に関する世論調査」によれば、単身世帯の金融資産保有額の平均は約653 万円。2人以上世帯の平均は約1,721万円でした。この金額を見て「みんな思った以上に貯金している!」と焦る人もいるかもしれません。ただし、この数値は年齢に関係なく集計したものなので、今貯金がそれほどなかったとしても、そこまで悲観的に捉える必要はないでしょう。年齢別の集計結果が公表されている同調査の平成30年(2018年)に実施した結果では、2人以上世帯の貯金の平均額は、20代が約370万円、30代が約810万円、40代が約1,238万円でした。 参照元:知るぽると 家計の金融行動に関する世論調査



老後のお金|必要な貯金額はいくら?

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総務省統計局の発表する「家計調査年報」では、2人以上世帯の1カ月の消費支出は60~69歳が約29万円、70歳以上では約24万円となっています。60歳から85歳までの25年間を老後と仮定し、毎月29万円の生活費が10年、毎月24万円の生活費が15年必要と考えると、この25年間に必要な生活費は約7,820万円ということになります。

参照元:統計局ホームページ/家計調査年報(家計収支編)2018年(平成30年) 家計の概要

日本年金機構は毎年4月に厚生年金の夫婦2人分の標準的な年金額を発表しています。令和2年(2020年)に発表されたモデルケースは、月額22万724円でした。これが65歳から85歳までの20年間に貰えると考えると、年金で支給される金額は約5,297万円です。ただし、長い間には物価の変動も考えられ、年金額も都度改定されるため自分が年金受給者となった時に必ずこの金額が貰えるとは限りません。仮に現在の状況で計算をしていったとしても、老後に必要と思われる生活費のうち年金を差し引いた2,500万円ほどは自分で用意しておく必要があると考えられます。

参照元:日本年金機構 令和2年4月分からの年金額等について


実際に貯金をしてみよう!現状把握編

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