パーマをかけた後にトリートメントをするメリットや長持ちさせる方法を現役美容師が解説します。
パーマをかけると髪の毛にダメージを与えてしまいます。トリートメントには、パーマで受けたダメージを保護してくれる役割があります。この記事では、パーマ後にトリートメントをかけるメリットや注意点はあるのかを、、LUCK HAIRの鬼頭保店長に伺いました。
パーマをかけるときに薬剤を2度塗布します。最初の薬剤には髪の毛の結合を切断して、柔らかい状態にする役割があり、2度目の薬剤には結合を再度結合するという役割があります。そして、1度目の薬剤には、キューティクルを剥がして髪の毛の内部に浸透させる役割もあります。キューティクルを剥がすということは、髪の毛のツヤが失われて髪の毛が傷みやすくなるということです。トリートメントには、パーマをかけて傷んだ髪の毛を保護する役割があります。
パーマ液も進化し続けていて、髪の毛への負担を減らすためにトリートメント成分が含まれている商品もあります。髪の毛のダメージに合わせて、パーマ液やトリートメントを選ぶことで、髪の毛に栄養を与えながらパーマをかけることが可能になります。パーマ液にトリートメント成分が入っているか、担当の美容師に確認してみましょう。
傷んでる髪の毛にパーマをかける
パーマ液も進化し続けていて、髪の毛への負担を減らすためにトリートメント成分が含まれている商品もあります。これは髪の毛の内部に薬剤が十分に浸透しないことが理由としてあります。パーマをかけたいときは、髪の毛を伸ばしてダメージがない状態が良いです。
髪の毛を自然乾燥で乾かす
髪の毛が濡れた状態で放置すると、キューティクルが開いた状態になるので髪の毛にダメージを与えてしまいます。ダメージを受けてしまうとパーマが取れやすくなるので、髪の毛はしっかりと乾かすようにしましょう。
頭をシャンプーで強く洗う
シャンプーで頭を洗うときに、指でゴシゴシと洗うことで髪の毛に摩擦が生じます。摩擦が起きることで、髪の毛にダメージを与えてしまうため、パーマが取りやすくなってしまうのです。また、洗浄力の高いシャンプーを使用することで、パーマが取れやすくなってしまうので注意しましょう。