定期預金は金利が高い?普通預金との違いやメリットを紹介

この記事のライター:miso

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ゼロ金利政策により銀行の利息は低い状態が続いていますが、ネット銀行など店舗を持たない銀行は比較的金利が高い傾向があります。少しでもお得に貯金をするために、定期預金の金利やメリットについて把握しておきましょう。


普通預金と定期預金の違い

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まず、普通預金と定期預金について簡単におさらいしておきましょう。違いは大きく2点で、満期があるかどうかと、金利の違い、という点です。

普通預金は預け入れの期間に制限がない、つまり満期がない預金です。金利は都度変動しますが、いつでも自由にお金の出し入れをすることができます。

対して定期預金は「定期」という名のとおり、どのくらいの期間お金を預け入れるかをあらかじめ決めておく預金です。期限が到来すると満期となります。金利は固定と変動があります。


定期預金は金利が高いからお得?

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定期預金の一般的なイメージは「普通預金よりも金利が高く、利息が多くもらえるからお得」というもの。たしかに今から30年ほど前のバブル経済期やそれ以前の日本では、今では考えられないほどの高金利でお金を預け入れることができていました。定期預金で年5~6%もの金利が付く商品が多数存在し、定期預金を作って放置しているだけでお金が雪だるま式に増えていくという時代でした。

しかし近年は国の低金利政策により銀行の金利は低い状態が続いています。そのため金利面での定期預金の優位性は、一昔前と比べればほとんどなくなってしまっているというのが現状です。

それでも一般的にどの銀行でも普通預金より定期預金のほうが金利は高く設定されていますが、あくまで「わずかに高い」程度と考えたほうが良いでしょう。


定期預金のメリット

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金利以外にも定期預金には以下のようなメリットがあります。


元本割れのリスクがない

定期預金は元本保証付きの商品のため、預けたお金が減ってしまうということがありません。リスク無しで安全にお金を取っておくことができます。

さらに円預金は預金保険制度の対象なので、万が一銀行が倒産するようなことがあっても1,000万円までは預金が保護されます


簡単にお金を引き出せないので貯金に向いている

定期預金からお金を引き出すには、基本的に「解約」の手続きをしなければなりません。普通預金のようにいつでも気軽にATMからお金を引き出せる、というものではないのです。

気軽にお金を引き出せないのは一見デメリットのようですが、「貯金をしたい」という目的のもとでは大きなメリットとなります。これによってせっかく貯めたお金に手を付けてしまう、ということを防ぐことができます。貯金目標を達成できる確率が高くなるでしょう。


目的別にお金を管理できる

使う予定が決まっているお金は、あらかじめ別の口座に取り分けておくと管理がしやすくなります。

車の購入費、結婚資金など、のちのち必要になる額を定期預金として分けて管理してみましょう。必要になるタイミングで満期が来るように預けておけばうっかり使い込んでしまうことも防げます。


定期預金の金利を紹介

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三菱UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行の3大メガバンクでは、100万円を定期預金で1年間預けた場合の定期預金金利は、いずれも0.002%(税引前)となっています。




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