上手な定時退社の方法とは?気まずくならない裏ワザも紹介

この記事のライター:菊地祥

bijin1

会社員にありがちな悩みのひとつに、定時退社の気まずさがあります。ここでは定時退社と労働時間の問題について整理し、定時退社のメリットを確認するとともに、毎日定時退社しても気まずくなりにくい方法を紹介します。


定時退社とは

bijin1

会社員の多くは、出社と退社の定時が決められた働き方をしていることが多いでしょう。しかし、実際に働き始めると、定時退社や労働時間について細かく確認する機会はあまりありません。そこでまずは、定時の意味や、労働時間と残業時間について確認します。


定時とは労働の終了時刻

定時という言葉は、就業規則に定められた業務終了時刻を指す場合と、所定労働時間を指す場合があります。所定労働時間とは、就業規則に記載されているもので、休憩時間を含めた労働時間のことです。 一般的に定時退社や定時で帰宅するといった場合の「定時」は、業務終了時刻のことです。16時から18時の間で定時を定めている企業が多いでしょう。


シフト制や変形労働制の定時退社とは

サービス業や医療機関など、一部の業種の営業時間は早朝深夜に渡ることもあります。18時を過ぎたとしても、誰かが働かなければなりません。そのような場合、企業はシフト制や変形労働制で対応しています。

シフト制とは、社員やパートなどの労働者が交代しながら業務を進めるシステムです。 労働基準法上、通常の勤務時間8時間、割増賃金、休暇などのルールは同じです。シフト制の定時退社の時刻は通常の勤務方式と異なりますが、始業時刻から8時間後になります。

一方変形労働制は、労働時間を労働基準法の範囲内で柔軟に変化させる方式です。そのため変形労働時間の場合は、定時退社の時刻は状況によって変わります。


法定労働時間とは

定時退社を知る上で勘違いしやすい用語が、法定労働時間です。所定労働時間は企業が定めた労働時間(○○時~○○時まで勤務)であるのに対し、法定労働時間は労働基準法第32条で示された「労働時間の上限」を指しています。具体的には、次のとおりです。

1日の法定労働時間:8時間
1週間の法定労働時間:40時間
法定労働時間を超える労働が発生する場合は、企業は従業員に対して追加の賃金(割増賃金)を支払う義務があります。


定時退社をする人が感じていること

bijin1

定時までに自分の仕事が完了すれば、定時退社しても問題がないはずです。実際に定時退社をすると、生活がどう変わるのでしょうか。


1日が長く感じる

当たり前のことですが、定時退社すると良い意味で1日を長く感じます。そのため、これまで考える暇がなかった趣味や生活の充実にも目を向けられるようになるでしょう。

残業が続くと、つい翌日の仕事のことや早く寝たいといったことばかりを考えがちになるものです。定時退社を実行すると、ジムに通う、どこかに寄ってみる、副業を始めてみるなど、新しいことにチャレンジしてみようとポジティブな気持ちになります。また、新しいことにチャレンジしなくても、例えば家事(料理・洗濯など)に関して余裕を持って取り組めるので精神的・肉体的な負担が軽減されるでしょう。


疲れが溜まりにくい

定時退社ができるようになると、単純に労働時間が短くなるので疲れも溜まりにくくなります。また、翌日までにリラックスして疲れをとる時間があるため、仕事の効率化や健康面でもメリットがあるといえるでしょう。慢性の疲労から解放されると、集中力も上がるので、毎日定時まで元気に働くことができるようになるかもしれません。


定時退社をしても気まずくなりにくい方法

bijin1



※デイリースタンプGETのボタンはデイリースタンプラリー用のボタンです。1日1回押すことができます。(記事は問いません。)