なんとかしたい髪の毛の「うねり」と「広がり」。その原因と対処方を現役美容師が解説!

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梅雨から夏の湿気が多い時期って、髪の毛がうねったり、広がったりしてまとまりにくくなりますよね。 どうしてなんでしょうか?
銀座の美容室『Shell Bear銀座(シェルベアーギンザ)』で、店長を務めている谷口亮太さんに、髪の毛がまとまらなくなる原因と症状別のセルフケア方法を教えてもらいました!


うねりや広がり…、髪の毛がまとまらなくなるのはどうして?


梅雨から夏の時期になると髪の毛がうねってスタイリングが思ったようにできない、広がってまとまらないという悩みをよく聞きます。どうしてこの時期は髪がうねりやすくなるんでしょうか?

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銀座の美容室『Shell Bear銀座(シェルベアーギンザ)』で、店長を務めている谷口亮太さんに、梅雨時期に髪の毛がまとまりにくくなる理由と、髪質別の対策方法を聞いてきました!


理由その1 湿気

梅雨から夏にかけては雨が多くなるので、その分空気中に「湿気」が多くなってきます。

髪の毛の内部には水分が約20%含まれているのですが、この水分量が湿気が多い時期になると5-10%も増えるんです。これは多くなった空気中の水分を、髪の毛が吸収してしまうため。髪の毛内部の水分量が多くなると、その分、髪の毛が膨張してまとまりにくくなってしまいます。

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理由その2 紫外線

紫外線にあたった髪はキューティクルが剥がれやすなります。だから直射日光を浴び続けていると、髪の毛を構成している組織が壊れてしまい、その結果、髪の毛がダメージを受けやすい状態になってしまうのです。

紫外線によってキューティクルが剥がれてしまった箇所は、水分が抜けやすくパサついた状態になります。そこに部分的に水分が入ることで、髪の毛がうねったり広がったりしてしまうのです。

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「うねる」「広がる」と髪質の関係

湿気が多いときに、髪にはいろんな症状が表れてきますが、それには髪質や髪の状態が関係してきます。

それぞれの症状は、どんな髪質・状態のときに出やすくなるんでしょうか?


1. うねる = 水分バランスが乱れている

うねってまとまらない状態は、髪の水分バランスが整っていないときに出やすい症状です。分かりやすくイメージすると、髪の毛が常にしっかりと乾かされていない状態。

髪の水分量が多くなると、一度ついてしまったクセが取りにくくなるため、髪の毛のまとまりがなくなってしまいます。

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2. 広がる = 紫外線のダメージを受けて乾燥している

湿気の多い時期は空気中に含まれる水分量が多くなる一方で、同時に髪の毛は紫外線によって乾燥している状態になりやすい状況にあります。

紫外線のダメージを受けてキューティクルが剥がれている部分(乾燥している)と、剥がれていない部分(乾燥していない)が同じ一本の髪の毛の中に混在している状態になると、髪の毛が広がってまとまりにくくなります。

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【髪質別!】まとまる髪に導くセルフケアのポイント






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