定時退社を正義に!定時に帰れるようにする仕事の進め方と心構え
厚生労働省が働き方改革を打ち出してから、一部では多様な働き方が認められるようになりつつあります。
しかし、まだまだ多くの会社では無駄な残業を強いられ、従来の働き方から抜け出せない人も多いのではないでしょうか。
今回は、定時退社のメリットを説明し、定時退社を実現させるための働き方・心構えをご紹介します。
時代錯誤の残業思考から抜け出し、今までの働き方を見つめ直すきっかけにしてみてください。
定時退社をすることによって、働き方にメリハリができ、プライベートの時間も充実して仕事にも好影響が出るというのはよく聞く話です。
ここでは、定時退社することにより得られる3つのメリットをご紹介します。
(1)メリハリのある仕事ができる
定時退社をする以上、定時までにその日の仕事を終わらせなければなりません。
「定時までに終わらせる」ために仕事を効率的に進めようとするので、生産性が上がります。
残業が当たり前だったときとは時間の使い方が全く違うことに気づくでしょう。
(2)プライベートが充実する
定時退社をすることにより、それまで仕事をしていた時間を自由に使うことができるようになります。
趣味に時間をあてることもできれば、友達や恋人に会うこともできます。
資格の取得など自己啓発に時間を使えば、仕事にも活用できて収入アップやキャリアアップにも繋がるかもしれません。
(3)モチベーションアップ
定時退社ができる働き方をするということは、自分でコーディネートをしたタスクの進め方で仕事をしていくということです。
これにより自己満足度が向上し、仕事の達成感も高まります。
毎日の仕事で達成感を得られますので、次の仕事に取り組むモチベーションも上がります。
プライベート時間の充実と相まって、翌日の仕事もはかどるという好循環を生み出すでしょう。
定時退社には多くのメリットがあり、定時退社することにより翌日の仕事にも良い影響が出るという好循環がうまれます。
では、実際に定時退社するためにはどのように仕事を進めれば良いのでしょうか。
ここでは、定時退社を実現する仕事の進め方をご紹介しましょう。
(1)優先順位を決める
まずは優先順位を決めます。よく言われることですが、仕事の優先順位は「重要度」と「緊急性」で決めると良いでしょう。
「緊急で重要」、「緊急だけど重要じゃない」、「緊急じゃないけど重要」、「緊急でも重要でもない」という順番で仕事を分けていくと、
今自分がするべきことの仕事が見えてきます。当然「緊急で重要」な仕事から片づけていきます。
「緊急じゃないけど重要」な仕事に関しては、退社後のプライベートな時間でゆっくり考えてみても良いかもしれませんね。