内祝いに商品券を贈るのはOK? 商品券を贈る際のマナーを紹介
結婚内祝いや出産内祝いなど、感謝の気持ちを込めたギフトとして商品券を贈っても良いか迷う方も多いのではないでしょうか。
今回は内祝いに商品券を贈るメリットやデメリット、マナー、商品券の選び方などを解説いたします。
金額がはっきりわかる贈り物は失礼にあたることも
商品券がギフトに向かないと言われるのは、「金額がはっきりわかり、お金のように使える」という理由があるからです。
現金や、金券などのこうした贈り物には「物入りな時に役立ててほしい」という助け合いの意味が込められています。しかし、裏を返せば「あなたはお金に困っているだろう」という意味にも捉えられてしまいますので注意が必要です。
現金を贈ってもいいケースに用いるのが無難
では、商品券はどんなギフトに向いているかというと、現金を贈ってもいいけれど、もう少し慎ましい贈り物にしたいといった場合でしょう。
式に出席しない場合の結婚祝い、入学・進学祝い、引っ越し祝いなど、現金を避けたいからと無理に品物のギフトを選ぶより、商品券の方が喜ばれることも少なくありません。
内祝いには商品券よりもカタログギフトを
内祝いギフトの本来の意味は、お祝いの喜びを分かち合うことです。内祝いが商品券だと、味気ないお返しだと感じてしまう方もいるかもしれません。
そこで、お祝いの雰囲気が感じられるメッセージカードをつけたり、商品券の代わりにカタログギフトを選んだりすると、「好きなものを選んでほしい」という相手を思う気持ちも伝わるでしょう。