扶養控除とはどのようなものか。控除で軽減される税金はどのくらい?

子どもや親など、養う家族がいる場合、扶養控除が適用されて税金が軽減されます。しかし、その仕組みや実際に軽減される税金については、詳しくわからない方が多いのではないでしょうか。 この記事では、扶養控除の額や対象となる扶養親族、軽減される税金についてわかりやすく説明します。

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扶養控除とは

扶養控除とは、子どもや親などの家族を養っている場合に受けられる所得控除です。 これが適用されると、扶養者の税金の計算に用いられる課税所得から扶養控除額が差し引かれるので、結果的に支払う税金を減らすことができます。


扶養というと配偶者の扶養をイメージする方が多いと思いますが、配偶者の扶養は「配偶者控除」と「配偶者特別控除」で控除されます。この記事で扱う「扶養控除」とは別の制度です。 ここでは、配偶者以外の親族を扶養する場合の扶養控除について説明していきます。

所得税と住民税の扶養控除額
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扶養控除には、所得税と住民税の控除がそれぞれあります。扶養親族の年齢や、同居の有無などによって金額が設定されていて、その金額は以下のとおりです。


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扶養控除の対象となる扶養親族とは?


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