出産内祝いのマナー、知らないでは済まされない常識とは?
赤ちゃんの誕生を祝福して贈ってくださる「出産祝い」。その「出産祝い」に対して感謝の気持ちをお返しするのが「出産内祝い」です。
赤ちゃんの誕生に「おめでとう」を贈ってくださった方々には、心からの感謝を込めて、本当に喜んでいただけるギフトを贈りたいもの。
そこで、「気になるマナー」や「もらって困るギフト」についてのホンネを実際に出産内祝いを受け取った方々にお聞きしました。アンケートの結果から見えてくる金額感や渡すタイミングなどのマストマナーをしっかりおさえて、喜ばれる出産内祝いにお役立てください。
せっかく贈った出産内祝いですが、受け取った方が残念に感じ、素直に喜べないNGマナーを大別すると、贈り物の「金額」「届け方」「タイミング」の3つになるようです。なかでも、やはり「金額」は大きなポイントになるようで1位と3位にランクインしました。
「金額」に関連したNGマナー
ワースト1は、「自分が贈ったお祝いより高価なものをもらった」という場合。贈り手が感謝の気持ちを伝えようと、良かれと思って高価なものをセレクトしたとしても、喜んでくれる方ばかりではないようです。しかし一方、「自分が贈ったお祝いの1/3以下の価格のものをもらった」という声も3位にランクイン。そうなると出産内祝いの予算の目安が悩ましいところですが、出産内祝いも他の返礼品同様、もらったものの1/3~1/2が相場と言われていますが、1/2くらいの金額を意識しておくとよいのかもしれません。
「届け方」に関連したNGマナー
また、「届け方」については、「カードや挨拶状がなかった」、「のしや包装がない状態で届いた」の2つがそれぞれ2位と4位に。カードも、のしもない状態で届けば、受け取った方は「何に対する贈り物なのかな?」という気持ちになることもあるでしょう。感謝の気持ちを込めて贈るギフトですから、例え親しい相手であってもマナーや作法に則ることが大切です。
「タイミング」に関連したNGマナー
「タイミング」に関しては、「お祝いを贈ったのも忘れたころに届いた」ということが5位に入っています。出産内祝いの場合は、お祝いを受け取ってから1ヶ月以内にお返しすることを心がけましょう。