器用貧乏な人の特徴は？損ばかりじゃない、仕事で大成する方法
なんでも一通りできるけど、どれも中途半端になりがちな「器用貧乏」。通常、短所として語られることになる器用貧乏も、上手に特徴を活かせば長所にもなります。ここでは、器用貧乏な人の特徴や器用貧乏な人に向いている仕事を紹介します。
器用貧乏とは、「器用でなんでもこなすことができるがゆえに、どれも中途半端になって大成しないこと」という意味の言葉です。褒め言葉ではなく、ネガティブな意味で使われます。
器用貧乏な人は飲み込みが早く、どのような分野のことでもそつなくこなせます。しかし、少し取り組んだだけでもある程度できてしまうため努力をする意欲が湧かず、ひとつのことを究められないという側面も。このことから、自分には強みがないと感じて悩む人が多いようです。
器用貧乏は一般的には短所として使われる言葉ですが、特徴を上手に捉えれば長所として活かすこともできます。器用貧乏な人の特徴を見ていきましょう。
（1）要領が良くたいていのことはできる
器用貧乏な人は要領がよく、はじめて取り組むことでも難なくこなすことができます。あらゆるジャンルの知識やスキルを有しており、どんなことに取り組んでも平均点以上の結果を残すことが可能です。その一方で、突出して秀でている能力がないため、得意なことを問われても悩んでしまいがち。専門的な分野では負けるとしても、幅広い能力があるためオールラウンダーとして活躍する人もいます。
（2）柔軟な対応ができる
仕事では、想定外の出来事が起こることも珍しくありません。器用貧乏な人は柔軟な対応ができるため、トラブルに対しても的確に対処することができます。ものごとに対してだけでなく人に対しても柔軟で、周りの意見も素直に受け入れます。コミュニケーション上手でどんな人ともそれなりに打ち解けられるため、職場では良い人間関係を築くことができるでしょう。