承認欲求とは?やっかいな自分との上手な付き合い方、メリット・デメリットを理解しよう
承認欲求とは、周囲から認められたいという気持ちのこと。上手く付き合えば自己成長の大きな力となりますが、強すぎると様々な支障が出ることも。今回は承認欲求の概要を説明するとともに、自分の中の承認欲求と上手に付き合う方法を解説します。
承認欲求とは簡単に言えば「誰かから認められたい・褒められたい」と思う気持ちのことで、アメリカの心理学者マズローが提唱した「マズローの欲求階層説」で登場する概念です。
マズローは、人間の欲求はピラミッドのような5つの階層に分かれており、下位の欲求から順番に満たしていくことで人として成長し、自己実現を達成していくと説きました。
5つの欲求はピラミッドの下から順番に、
第1段階:生理的欲求(食べたい、寝たいなど生物としての原始的な欲求)
第2段階:安全欲求(危険がない安全な環境を求める欲求)
第3段階:社会的欲求(仲間やつながりを求める欲求)
第4段階:承認欲求(認められたい、褒められたいという欲求)
第5段階:自己実現欲求(自分らしさを発揮したいという欲求)
となっています。
承認欲求はこのピラミッドの第4段階にあたります。自分が価値のある人間であり、集団から認められ尊重される存在でありたいと願う欲求です。