FXのスキャルピング手法とは?禁止の理由、利益の出しかた、おすすめ口座も紹介

FX取引では「スキャルピング」と呼ばれる手法を使うことがあります。これはドル/円などを買ったり売ったりした後、短い場合には数秒で反対売買までを終えてしまうという取引方法です。長期保有に向いているとされる投資信託などは数十年単位で保有することもありますが、それとはまったく反対の形と言えるでしょう。金融市場にはさまざまな参加者がいて、長期・短期いろいろな手法で取引をしています。それでは超短期トレードの「スキャルピング」がどのような取引なのか見ていきましょう。

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FXのスキャルピング手法とは
bijin2 ・スキャルピングとは
スキャルピングというのは、FXなどで使われる取引の手法の1つです。ごく短い時間のうちに売買を繰り返すことで、小さな利益を積み重ねていくという考え方です。

スキャルピングの語源となっている英語の「scalp」には「頭の皮をはぐ」という意味があります。これは株やFXにおける、チャートのローソク足をイメージすると分かりやすいかもしれません。リアルタイムのチャートでは、値上がりするとローソク足が上に伸びていきます。その少し伸びた分を利益にしていくという感じです。

短期間での取引というと、デイトレードという言葉が最初に思い浮かぶかもしれません。しかしスキャルピングはデイトレードよりもさらに短期間での取引となります。

デイトレードは少なくとも1日のうちに1回「買いから入って売却する」「売りから入って買い戻す」など売買を完結させればよいものです。一方スキャルピングでは、数秒から数分で1回の売買を完結させ、それを1日に何度も繰り返していきます。たとえば買いから入って、値上がりしてチャートのローソク足が少しでも上に伸びたら、すぐに利益確定してしまいます。

スキャルピングは短時間で取引完了するのが特徴ですが、もう1つ、取引回数が多いことも特徴です。1回の取引で得られる利益が少ない分、回数を増やしてより大きな利益にしていくのです。たとえばデイトレードで1日1回の取引により1万円の利益を得られたとしましょう。同じ利益を上げるのに、スキャルピングでは1,000円の利益が出る取引を10回行うことになります。もしかすると100円の利益を100回というケースもあるかもしれません。

・さまざまな取引手法
このように時間の長さに着目すると、FXにはデイトレードやスキャルピングなど、短時間で取引を完了する手法があります。もう少し長い時間の取引であれば「スイングトレード」という手法も存在します。これは1回の取引に、数日から数週間といった期間を使う手法です。より大きな値動きを狙った手法と言えるでしょう。

さらに数カ月から数年という長期間にわたってポジションを保有しつづけるのが「ポジショントレード」という手法。FXであれば金利差によるスワップ収入を目的とした取引が、これにあたります。


スキャルピング手法のメリット・デメリット
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