新幹線にベビーカーを持ち込む際のポイントとは? 予約すべき座席や置き場所を紹介!
※この記事は、楽天市場が運営する楽天ママ・パパ発信のWebマガジン「Mama's Life」で、2021年7月に更新された内容を転載したものです。
帰省や旅行で、初めて赤ちゃんを連れて新幹線に乗るというママ・パパもいると思います。
新幹線デビューで心配なことのひとつが、ベビーカーの置き場ではないでしょうか。
そこでこの記事では、新幹線にベビーカーを持ち込む際の注意点やおすすめの座席などをご紹介します。
新幹線にベビーカーを持ち込める? 予約は必要?
赤ちゃんを連れた新幹線での移動や旅行などで、ベビーカーをとても重宝します。 しかし、新幹線にベビーカーを持ち込めるのか、折りたたんだ際の置き場所はあるのかなどが気になるかもしれません。
結論から言うと、新幹線にはベビーカーを持ち込めます。 また、ベビーカーの持ち込みには、予約がいらない場合がほとんどです。 ただし、ベビーカーやキャリーケースなどを置ける、荷物置きスペースの付いた座席を利用する場合は、運営会社によっては予約が必要になるため、事前に確認しておいた方が確実に利用できるといえるでしょう。 ベビーカーのスペースを確保するために自由席を選ぼうと考える方もいるかもしれませんが、自由席だと座れないこともあります。 また、よほど空席でない限り、空いた席にベビーカーを置くのはマナー違反です。 赤ちゃん連れの利用では、座席に確実に座れた方が安心なので、事前に予約しておくことをおすすめします。
ベビーカーを新幹線に持ち込む際の注意点や料金
ベビーカーを新幹線に持ち込む前には、荷物置きスペースの広さや、かかる料金を確認しておきましょう。
ベビーカーを新幹線に持ち込む際には、まずベビーカーのサイズを確認しましょう。 新幹線の荷物棚は、一般的に奥行きが40〜45cm、高さが30〜35cm程度です。ベビーカーを畳んだときのサイズがこの範囲に収まるようであれば、頭上収納スペースに収納できます。
それよりも大きい場合や、すでに他の乗客の荷物などがありスペースが取れない場合には、荷物棚には入れられません。 その場合、車両の最後部の座席などに設けられた荷物スペースを使用するか、折り畳んで足元などに収納します。 通路やデッキなどのスペースにベビーカーを置くことはマナー違反となりますので、控えましょう。
基本的には、乳幼児は新幹線の座席料金はかかりません。 ただし、条件によっては料金がかかる場合もあるので注意しましょう。 以下に、いくつかの料金パターンを示しますので参考にしてください。
・自由席の場合
料金を払って乗車する人1名につき、乳幼児や未就学児は2名まで無料です。 3人目からは、子ども料金がかかります(子ども料金は通常、大人料金の半額)。 料金を払って乗車する人が2名の場合、乳幼児や未就学児4人まで無料となります。
・指定席の場合
乳幼児が指定席を利用する場合、人数分の子ども料金がかかります。 なお、料金を払って乗車する1名が乳幼児を膝の上に乗せるなど、座席を利用しない場合は、1名分の料金のみです。
・グリーン車の場合
グリーン車には子ども料金が設定されていないため、席を利用する場合は大人扱いとなります。
・大人1人+乳幼児:乳幼児を膝の上に乗せる場合
乳幼児が席を料金しない場合は、グリーン車であっても料金はかかりません。 大人1人分のグリーン車料金がかかります。
・大人1人+乳幼児:乳幼児も席を利用する場合
乳幼児がグリーン席を指定で乗車する場合、乳幼児分の座席料金として「子ども運賃+子ども指定席特急料金+大人グリーン料金」が必要となります。
指定席やグリーン車を利用する場合、事前予約が必要になります。
新幹線にベビーカーを持ち込むときは特大荷物スペースつき座席がおすすめ