金利の高い銀行おすすめ5選|ネット銀行のメリットや普通預金と定期預金の違いも解説
この記事のライター:鈴村ひろみ
お金を預けるなら、少しでも金利の高い銀行を選んで、効率的にお金を増やしたいものです。
また、目的にあわせて普通預金や定期預金を使い分けるとより効率的に資産形成ができるでしょう。
ここでは、銀行預金の中でもよく使われている普通預金と定期預金の違いや特徴を解説しつつ、金利の高い銀行を5つご紹介していきます。
預金口座の違いや銀行の金利を知って、賢く使い分けをしていきましょう。
銀行預金のうち、よく使われているのが「普通預金」と「定期預金」です。
普通預金とは、自由にお金を預けたり、引き出したりできる預金です。
水道光熱費の引き落とし口座として設定したり、給与の受け取りなどにも使われるため、ほとんどの方が1つは持っていることでしょう。
流動性が高い分、金利は低く設定されています。
一方で、定期預金とは普通預金よりも高い金利で満期日まで預けておく預金です。
預入期間は1カ月〜10年ほどで設定されており、満期日前の解約は原則できません。
解約できる場合もありますが、その場合は預入時の金利よりも低くなる可能性があります。
普通預金とは反対で、流動性が低い分、金利は高く設定されています。
このように、普通預金と定期預金は流動性の高さや金利の違いがあるので、目的にあわせて使い分けるのがポイントです。
以下の章では、より詳しく各預金の特徴を解説します。
普通預金と定期預金の特徴を表にまとめると以下のようになります。
普通預金と定期預金は、共通して預金保険制度の対象です。
預金保険制度とは、万が一金融機関が破綻した場合でも、1金融機関ごとに合算して、 預金者1人当たり元本1,000万円までと破綻日までの利息等が保護される制度です。
預金を自由に引き出せる普通預金に対して、定期預金の場合、預入期間中は引き出せないものの金利が高く設定されています。
元本割れの心配のない資産運用方法として手堅く資産を増やしたい方に人気です。
次に、特に気になる金利の種類について見ていきましょう。
・変動金利とは
変動金利とは、半年ごとに金利が見直される仕組みです。
満期日まで半年ごとに基準となる金利が見直され、適用される金利が変わっていきます。
預入期間中に金利が上がっていけば、固定金利よりも有利になりますが、金利が下がっていれば、固定金利よりも不利となります。
・固定金利とは
固定金利とは、契約時に定められた金利が満期日まで適用される仕組みです。
変動金利のように金利が変わることはないため、将来いくらの利息が受け取れるか見通しは立てやすくなります。
一般的には「金利が上昇しているときは変動金利を選び、金利が下降しているときは固定金利を選ぶとよい」といわれていますが、将来の金利を予測するのは非常に難しいものです。
固定金利で将来受け取れる金額の見通しが立てられる方がよいのか、変動リスクを取ってより高い金利を目指したいのか、人によって考え方はさまざまです。
定期預金は、変動金利か固定金利で選べますが、設定した期間は原則引き出せません。
そのため、それぞれの特徴を確認しながら自分にあった預金の種類を選びましょう。