高単価ポイ活で月に3万円ゲット!えまっちさんに聞く「投資×ポイ活」資産形成術
この記事のライター:えまっち
「将来のために投資をした方が良い」と思っていても、充分な投資資金を確保することが難しく、まずは支出を減らすところから…と小さなアクションから始める方も多いのではないでしょうか。今回お話を伺ったのは、“ポイ活銀行員”のえまっちさん。小さな行動を効率の良い資産形成に繋げていく「投資×ポイ活」という手法を、Twitterやブログで発信している現役銀行員です。ポイ活がどのように資産形成につながるのか、お話を伺いました。
投資系の高単価ポイ活案件で投資資金に上乗せを
マネ活編集部:今回は、“ポイ活銀行員”のえまっちさんが提唱している投資×ポイ活という手法について伺っていきたいと思います。ポイ活銀行員とのことですが、銀行ではどのようなお仕事をされているんですか?
えまっちさん:大手銀行で、投資商品の企画、保険や投資信託の販売に携わってきました。副業としてブログやSNSで、私が実践している投資×ポイ活に関する発信活動もしています。
マネ活編集部:投資×ポイ活とは、どういった手法なのでしょうか。
えまっちさん:ポイントサイトでのポイ活の中に投資系の案件がありまして、それらはポイント還元率が高いものが多いんです。そこで得たポイントを投資資金に回し、資産形成を進めるといった方法です。私はポイ活で得たお金をすべてインデックス投資に回しています。
マネ活編集部:副業としての発信活動は、どのような理由で始められたのでしょうか。
えまっちさん:もっとフラットな立場で商品をすすめたいなと思ったからです。仕事では、主に勤め先の銀行グループの商品をすすめることになりますが、ほかにも良い商品はあるなと思っていたので、Twitterを使って完全匿名で発信活動をしようと思いました。
マネ活編集部:では、最初は投資×ポイ活の発信に絞っていたわけではなかったんですね。当初から副業として取り組もうと考えて始められたんですか?
えまっちさん:いえいえ、最初はまったくそこまでの考えはありませんでした。Twitterを活用し始めたのは、Twitterでお年玉配りのキャンペーンが話題になっているのを知って、「Twitterって面白いことをやっているんだな」と思ったのがきっかけです。そこから、学んだことをとにかくメモして書き出すための場として使い始めたんです。
年金や社会保険の仕組み、投資の合理的なやり方について書いていたら、あれよあれよという間にフォロワーさんが増えていき、1年ぐらいで1万フォロワー様にまでなりました。ブログを始めたのはそのあとで、2020年5月くらいですね。
マネ活編集部:ブログを始めたのはどんな背景があったのでしょうか?
えまっちさん:2020年4月に新型コロナウイルス感染症の流行が拡大し、1カ月くらい仕事が完全自宅待機になったんです。そのタイミングで、何か副業になることをしたいなと思って、ポイ活などいくつかつまみ食い感覚でやってみたんですね。ブログはそのうちのひとつで、文章を書くのが好きだから始めてみようかなという感覚でした。
マネ活編集部:投資×ポイ活について発信し始めたのはいつごろですか?
えまっちさん:2020年の半ばくらいですね。私はインデックス投資でアメリカや全世界株をとにかく買って長期保有していくという考え方なので、投資についてだけの発信だとネタが尽きてきてしまうんですよ。
その点、ポイ活は新たな高単価案件が定期的に出てくるので、ネタ切れがありません。投資関係の知識を使ってポイ活を攻略していく手法を発信している人が少ないと思ったこともあり、ポイ活についての発信を始めました。
不動産投資を機にポイ活を開始
マネ活編集部:投資×ポイ活について発信し始めたのはいつごろですか?
えまっちさん:もともと投資に興味を持ったのは、銀行に就職が決まった大学4年生のときでした。いろいろな本を手に取り、1番最初に読んだ勝間和代さんの「お金は銀行に預けるな」に「銀行預金で寝かせておくのはすごくもったいないよ」という話が書かれていたのに興味を持ったんです。そこにインデックス投資の積み立てが堅実な方法だと書かれていたので、就職後に自分でも始めたという感じですね。
マネ活編集部:投資を始めたときからインデックス投資に行き着いていたんですね。
えまっちさん:正確に言うと本格的にインデックス投資を始めたのは2010年代の半ばくらいですね。そして毎月一定額を積み立て始めたのは、つみたてNISA制度が始まった2018年からです。入行して1年目のころは、FXにすごくハマった時期もありました。損失になる可能性も高いリスクのある取引なんですけど、お給料が少なかった新入社員時代に同僚と金曜の夜に集まって、誰がFXで勝てるかみたいな勝負をしたりとか(笑)。
マネ活編集部:ゲームやギャンブルみたいな感覚ですね。
えまっちさん:ほぼギャンブル感覚でしたね。でも、そこから経済指標の勉強をするようになりました。あとは日本やアメリカの個別株式投資をしていたこともありましたね。
マネ活編集部:その後、つみたてNISA制度が始まったことを機に、インデックス投資を本格的に始められたとのことですが、そこからどのような経緯でポイ活を始めることになったのでしょうか。