【Question】子供名義の口座について
この記事のライター:風呂内亜矢
来年中学校へ入学する子供のために、小さいうちからコツコツと子供名義の口座に積立をしてきました。管理は私が行っていて、数百万と大きな金額になっていたのですが、最近YouTubeなどで贈与税の動画を見たり、親子間での大きな額の預金の移動が良くないことを知りました。額が大きいので子供の口座から私の口座に戻すのが良いのか、中学入学準備のために私が下ろして支払いにあてて良いのか、この口座自体をどうするのが良いか分からなくなってしまいました。本当は高校の入学準備や、高校卒業後に使う予定でしたが、これから子供が自分で口座を作ることも考え、今は子供名義の口座と、中にある預金を整理したいです。どうするのが良いのか教えていただけると助かります。
Noriさん <質問者>
年齢 | 30代 |
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職業 | 会社員 |
世帯年収 | 400万円未満 |
お子さん名義の口座で積み立てられているお金を教育資金に使われるようであれば、贈与税の対象になる可能性は低いと考えられます。
生活費や教育資金などを都度、親が子に対して支払ってあげることについては贈与税がかかりません。年間110万円以上のお金を贈与し、それが子供にとっての財産形成につながる場合などが贈与税の対象になります。
現在Noriさんが準備されている資金を高校の入学時までに使い切ったり、お子さんに口座を引き継ぐタイミングでの残高が110万円以下になる場合、贈与税はかからないと考えられます。
一方で、成人年齢が18歳になったため、18歳以降はお子さん名義の口座はお子さんご自身で管理をする必要があります。Noriさんが、お子さんには自由に口座を選んで欲しいとお考えであれば、18歳までに教育資金として現在準備されているお金を使って、口座を閉じることも選択肢になります。