伊豆高原を大満喫!大室山と伊豆シャボテン動物公園、夜は圧巻のグランイルミに感動
伊豆半島の東側、熱海と下田の中間に位置する「伊豆高原」は、首都圏からアクセスしやすく、年間を通じて温暖な気候であることから人気の観光地です。海・山の自然が近く、テーマパークに博物館や美術館など観光施設も数多く点在しています。 今回は子ども連れでも移動の負担が少なく楽しめる、伊豆高原の観光モデルコースをご案内します。
リフトに乗って「大室山(おおむろやま)」から伊豆高原を一望
せっかく伊豆に来たなら、まずは伊豆高原らしい風景を眺めに行きましょう。草に覆われたお椀型の不思議な山「大室山(おおむろやま)」は、伊豆高原のランドマークとして知られています。伊豆高原駅から車で約11分。駐車場は車500台を停められるほどの広さです。
標高580メートルの大室山は、天然記念物として国から指定されており、火山活動でできた山であることから、ジオサイト※に認定もされています。
※「ジオサイト」とは、ユネスコ(国際連合教育科学文化機関)が推し進めているプログラム「世界ジオパーク」の中でも特に見どころのあるスポットに与えられる認定です。
毎年2月には伊豆高原の春の風物詩となっている「山焼き」が行われ、緑が芽吹くまでの間はまた違った姿が見られます。
山頂まではリフトで眼下の自然を楽しみながら約6分で到着。2人乗り※なので、怖がるお子さんがいても一緒に乗車できるので安心です。
※未就学児を含む場合は、合計3名まで乗車可能
大室山から眺める富士山
山頂からは富士山、相模湾の伊豆諸島まで見渡せる大パノラマが広がっています。
相模湾を見渡せる遊歩道
噴火口をぐるりと囲むように整備された遊歩道は、約1キロメートル。大体20~30分で一周することができます。途中、傾斜の強い場所もあるので、足元に気を配りつつ景色を眺めてゆっくりと散策しましょう。