プリン髪になっちゃった!対処法とプリンを隠すヘアスタイルを美容師に聞きました!

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ヘアカラーは髪色が明るくなるし、髪の毛にツヤ感も出ているのでとても人気のメニューのひとつです。 だけど、ヘアカラーをしてから時間が経つと、地毛が伸びてきて「プリン髪」になってしまうのが悩みという方もいるのではないでしょうか。

今回は、「ヘアカラーはしたいけど、定期的に美容院に行けなくてプリン髪になってしまう」という方でも、安心してヘアカラーを楽しんでもらえるように、銀座にある美容院CALONの代表、菊池真里亜さんに、プリン髪になりにくいヘアカラーや対処法を聞いてきました。



そもそもプリン髪ってどんな状態?
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- プリン髪ってよく聞きますが、どのような状態のことを指すのでしょうか?

プリン髪は、ヘアカラーをして時間が経過した時に、生え際の地毛とヘアカラーやブリーチをした毛束の色味の段差の違いのことを指します。
具体的に説明をすると、ヘアカラーを長期間放置してしまうと、ヘアカラーやブリーチを入れた部分は黄色味があるのに、根元の地毛が生えてきた部分は黒くなってきます。
その見た目がプリンのようなので、プリン髪と一般的に言われるようになりました。


- ヘアカラーやブリーチをしてから、どれくらいでプリン髪が目立ってくるのでしょうか?

ヘアカラーやブリーチをした時の髪の毛のトーンが、明るければ明るいほどプリン髪に気付くのが早くなります。 逆に色がナチュラルで、トーンが暗いほどプリン髪が目立ちにくくなるんです。

<参考>
・10〜9レベル:1ヶ月から1ヶ月半でプリン髪が目立ってくる
・8〜7レベル:2ヶ月くらいでプリン髪が目立ってくる
・6レベル以下:3ヶ月くらいでプリン髪が目立ってくる


- ナチュラルな色だと結構持つんですね。

色味自体の持ちは確かにあるかもしれません。
ですが、ヘアカラーやブリーチをして2ヶ月以上経つと、毛先部分のコンディションが落ちてきて、ツヤ感がなくなってくるので2ヶ月くらいでのメンテナンスを推奨しています。


- なぜトーンが明るいほどプリン髪が目立つんですか?

トーンが明るいほど、ヘアカラーをして透明感のあるカラーと、地毛の不透明感のある黒のコントラストに開きがあるからです。 明るさのトーンが下がるほど、不透明感と透明感のコントラストのズレが抑えられるので、グラデーションのように馴染むという仕組みになっています。


- 色味の変化でプリン髪が目立つ、目立たないということはありますか?

その人の持っているメラニンの色によって、目立ちやすい目立ちにくいが変わってきます。
例えば赤メラニンが少ない方は、赤みのないブラウンを入れると馴染みやすくなり、逆に赤みのある方は、少し暖かみのあるブラウンを選ぶと自然に馴染みやすくなるんです。

自分が持っている色相の色に対して、同じような色味のヘアカラーをすることで、退色したときの変色が起きにくくなります。
色が落ちたとみんなが感じる現象は、この変色が原因になります。
なので、自分が持っている色相にあったヘアカラーをすることで、変色も緩やかになるので退色しているように感じにくくなるんです。



プリン髪になったときの対処方法は?

プリン髪になったときの対処方法は、大きく分けて2パターンあります。
それは美容院に行って、リタッチかフルカラーをすることと、小物を使用してヘアアレンジするというものです。


対処法1.リタッチ

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- それでは最初にリタッチについて教えてください。

リタッチとは、根元だけをカラーリングするメニューになります。
日本の美容院にはよくあるメニューのひとつで、ヘアカラーした髪の毛に合わせて生え際の黒い部分だけを染めます。


- リタッチは有名ですよね。ですが、フルカラーをした美容院と違う美容院でもリタッチってできるのかな?と思うのですが、実際はどうなんでしょうか?

フルカラーをした美容院と違う美容院でも、リタッチのメニューがあれば対応可能です。
美容師は、地毛の黒い部分とヘアカラーをしている部分の境目を見て、トーンの違いを把握しています。
もちろん美容師の技術力にもよるかと思いますが、どの美容室でリタッチしても違和感なく染めることができると思います。


- リタッチは有名ですよね。ですが、フルカラーをした美容院と違う美容院でもリタッチってできるのかな?と思うのですが、実際はどうなんでしょうか?





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