ネット銀行のメリットとは?人気のネット銀行の選び方!
この記事のライター:平林恵子
ネット銀行には金利や手数料の面でメリットがある反面、ネット銀行特有のデメリットもあります。特徴をよく理解した上で利用しましょう。主要ネット銀行のなかから、生活パターンごとにおすすめのネット銀行をご紹介しています。
ネット銀行のメリット
・各種手数料が安い
コンビニや他行のATM手数料が月○回まで無料、といったサービスはほとんどのネット銀行が導入している基本サービスだといえるでしょう。24時間いつでも好きなときにATMが使えて手数料もかからないというのは大きなメリットです。また、振込手数料に関しても、割引サービスが用意されているケースが多くなっています。
・金利が高い
実店舗を構える銀行に比べて、普通預金金利や定期預金金利が高く、住宅ローン金利などは低い傾向にあります。残高やその他の関連サービスの利用がどの程度あるのかによって金利が変動するサービスなど、銀行ごとに特徴があるため、自分にとって最もメリットが大きいネット銀行を選ぶことが大切です。
・オンライン上で取引を完了できる
ネット銀行では、口座の開設から資金移動、振り込み、住所変更などの手続きを、すべてオンライン上で行うことができます。いちいち窓口に行く必要がないため、平日は忙しい人でも不自由なく使えます。
・リアルタイムの残高を確認できる
「明日が引き落としだけど、今口座にいくら入っているのだろう?」と思ったことがある人は多いのではないでしょうか。通帳のみで残高を管理している場合、記帳しなければ口座にいくらあるのかわかりません。ネット銀行であれば、PCやスマートフォンなどでリアルタイムの銀行残高を確認することができますし、もし不足しているようであれば、近くのコンビニATMなどからすぐに入金をすることもできます。
・家計簿ソフトなどと連動して資金管理ができる
家計簿ソフトや資産管理ソフトをネット銀行の口座と連動させることで、資産管理が容易になります。複数の口座の保有資産状況やお金の動きが確認できるので、いちいち自分で資産管理表をつける必要がありません。
ネット銀行の比較ポイントと各行紹介
ネット銀行では、どの銀行も独自のサービスを提供しています。自分にとってどのサービスが一番利用しやすいかを考えた上で選ぶようにしましょう。人気のおすすめネット銀行の特徴をご紹介します。
1. 楽天銀行
楽天カードの引き落とし銀行に指定したり、楽天証券と連動させたりすることで、さまざまなサービスを受けることができます。楽天ポイントも貯まり、普通預金金利も条件次第では大手銀行の100倍の年0.10%になるなど、バランスよくネット銀行のメリットを受けることができる銀行です。楽天カードや楽天市場ユーザーに、特におすすめです。詳細はこちら。
※マネーブリッジの優遇金利「年0.10%」の適用は普通預金残高300万円以下の部分のみです。
普通預金残高300万円を超える部分に関しては「年0.04%」の金利が適用されます(2022年4月時点)
2. イオン銀行