まだ間に合う?2023年で廃止になるジュニアNISA、これから始めるメリットと投資法

この記事のライター:ミーコ

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子供名義で非課税枠での投資ができるジュニアNISAは、投資可能期間が2023年で終了を迎えます。「今さら始めたってメリットがないのでは?」と思っている方もいるのではないでしょうか。しかし、これから始める方にもメリットはあります。今回は、子育てをしながら投資を行うミーコさんに、ジュニアNISAの魅力やこれから始める方法、2024年以降の投資についてお話をうかがいます。


母親向けに投資の発信活動を実施中

マネ活編集部:まずはミーコさんご自身の活動について教えてください。

ミーコさん:夫と6歳の娘がいる30代の主婦です。Instagramとブログで、私と同じようなママに向けて投資について解説しています。初心者の方にもとっつきやすい発信になるよう、イラストや図を活用してかわいく、わかりやすい解説を心掛けていますね。

質問にも答えていて、これまでの回答数は8,000件以上。発信するだけではなく、自分自身も学んでいきたいと考え、FP2級など資格も取得しました。

マネ活編集部:ご自身ではどのような投資を行っているのでしょうか。

ミーコさん:つみたてNISAやジュニアNISAなど非課税制度を中心に、米国株やゴールド投資、暗号資産、クラウドファンディング投資、FXなど、割と幅広く挑戦しています。



子供名義のお金を非課税で運用できるのがジュニアNISAの魅力

マネ活編集部:今回のテーマは子育て世帯の投資、子供名義での資産形成です。ミーコさんは、どのようなきっかけでジュニアNISAを始められたのですか?

ミーコさん:始めたのは2020年の秋ごろですね。そもそも、子供が生まれたころから教育資金をどうするか考えていたんです。ただ、当時のジュニアNISAには引き出し制限があったため、使いづらさがネックだったんですよね。その後、制限が撤廃されたことで世間的にも人気が出まして、私もそのタイミングで始めてみました。子供がちょうど3歳のころです。
マネ活編集部:教育資金というお話でしたが、学資保険など、ほかの手段は活用されていましたか?

ミーコさん:学資保険は利用していません。いくつか見てはみたんですが、当時、運用利率に魅力を感じられるものがなかったんです。学資保険は資金がロックされるものが多く、流動性の低さもネックでした。そのため、貯金と投資でまかないたいなと思っていましたね。親の名義で資産運用をしていたため、そちらを中心に教育資金を作っていくことになるのかなと考えていました。

マネ活編集部:ジュニアNISAのメリット、魅力はどこにありますか?

ミーコさん:子供名義のお金を非課税で運用できることですね。現状、同様の制度はほかにないんです。成人後には投資信託の一部を子供にそのまま渡し、本人が自分の資産運用に使えるようにしたいと考えています。子供にとって資産運用を学ぶきっかけにできるのもジュニアNISAの魅力かなと思いますね。

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ミーコさんに聞くジュニアNISAの始め方

マネ活編集部:ジュニアNISAは2023年で投資可能期間が終了します。残り数カ月(2023年6月時点)ですが、これから始めることについて、ミーコさんはどのようにお考えですか?

ミーコさん:ジュニアNISAの年間非課税枠は80万円で、投資した金額を子供が18歳になるまで非課税で運用できるという制度です。そのため、残り数カ月ではありますが、数カ月でも投資メリットはあるというのが私の考えです。始めていない方は、ぜひ始めることをおすすめします。特にお子さんが小さい方は、成人までの時間を考えると10年15年と長期間に渡り運用ができます。そうなると、かなり非課税の恩恵が受けられるでしょう。

あと、今年中にお子さんが生まれる可能性がある場合も、お子さんの口座開設や住民票の取得が年内に間に合えば投資可能です。ジュニアNISAは月々の積み立て式ではないため、一括購入ができます。12月生まれの子であっても上限額の80万円を投資できるんです。

マネ活編集部:今年中にジュニアNISAを始めようという方に向けて、進め方を教えていただけますか?




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