スパイラルパーマとは? 通常のパーマスタイルと何が違うのか現役美容師に聞きました!

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スパイラルパーマをご存じでしょうか?今メンズの中で大流行しているパーマスタイルを実現しているのが、スパイラルパーマですが、普通のパーマと何が違うのかご存じですか?
この記事では、パーマの技術に定評のあるAnti Ours(アンティウルス)で副店長をしているMASAさんにスパイラルパーマのことをお聞きしました。ぜひ参考にしてください!



スパイラルパーマと通常のパーマの違いは?

パーマをかけるときは、ロッドに毛束を巻き付けてウェーブを作ります。
スパイラルパーマと通常のパーマの違いは、この巻き付け方にあるのです。

通常のパーマは、ロッドに毛束を普通に巻き付けるので、ウェーブの間隔が短くリッジ感(波の強さ)のあるデザインになります。
スパイラルパーマは、ロッドをスパイラル状に巻き付けるため、ウェーブの間隔が広くて緩めの質感を出すことができます。

※リッジとは・・・パーマが作り出すカールの山部分のことです。リッジが強いとは、カールの湾曲が強調される強めのパーマのことを指します。

スパイラルパーマが流行した理由は?

スパイラルパーマに限ったことではないのですが、現在パーマスタイルが全体的に流行傾向にあります。
理由としては、薬剤の進化と技術力の向上になります。

パーマは美容師の技術力がないと、理想のデザインを作ることが難しいのですが、パーマの薬剤やパーマ知識が向上したことで美容師が自信を持って提案できるようになりました。

また、デザイン面での理由もあります。
通常のパーマですと、リッジなカールと毛先までクルクルとなるデザインは少し可愛くなりすぎてしまいます。
ですが、スパイラルパーマの場合は緩いウェーブになるのと、毛先を抜けさせることができるので、かっこいいヘアスタイルを作れるのです。

このようにメンズに提案しやすいデザインから、メンズの中でスパイラルパーマが流行したという背景があります。




スパイラルパーマができる長さは?短くても大丈夫?

4〜5cmのショートヘアから、スパイラルパーマはかけることができます

パーマは長い髪の毛にかけるものという先入観があるかも知れませんが、スパイラルパーマに関しては4〜10cmくらいのショートレングスの方がデザインに向いているのです。
それ以上の長さになると、実は通常の巻き方とあまり変わらない仕上がりになります。

また、スパイラルパーマと混同されやすいパーマデザインに、ツイストスパイラルパーマというものがあります。
このツイストスパイラルパーマとは、ロッドに毛束をスパイラル状に巻くのは一緒ですが、毛束を捻って巻くという違いがあります。
毛束を捻ることにより、リッジが細かくなってストリートファッションに似合うヘアスタイルにすることができます。
ツイストスパイラルパーマもショートレングスからかけられますが、長さがあった方がかっこよくなるパーマスタイルです。




かかる時間やダメージはどれくらい?

カットも込みで、2時間から2時間半くらいを目安にしておくと良いと思います。
スパイラルパーマは毛束を巻き付けるロッドの本数が増えるため、その分通常のパーマに比べて施術時間が長くなってしまう傾向があります。
それ以外の放置時間などは変わりません。

ダメージに関しては、各美容院で使用している薬剤や施術方法によっても大小ありますが、Anti Oursの場合は独自のパーマ技術、そして知識があるのでダメージをあまり感じることなく施術をすることができます。

しかし、知識があまりない美容師の場合ですとダメージを与えてしまう可能性があるので注意が必要です。
これは実際に施術をしてみないと分からないのですが、もし初めて行く美容院の場合は、パーマスタイルの画像をたくさんアップしているなど、自信がありそうなところを選ぶのが良いでしょう。


スパイラルパーマのスタイル紹介







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